説明
食べ物としての魚ではなく、生き物としての魚を科学的に分かりやすく掘り下げた食育絵本。
魚の行動や生態に着目し、臨場感たっぷりの絵と丁寧な解説を添えて、その不思議な生態を探っていきます。
下巻は「棲む・回遊する・移動する・見る・嗅ぐ・身を守るために」を取り上げます。
魚や人をイラストで比較しながら見ると、魚をより身近に感じることができます。
手(ヒレ)や目の進化の経緯など、知的探求心をくすぐる内容が満載です。
●目次
棲む(魚たちのすまい)
①垂直図 なんでそこに棲んでいるの? …… 4
②ふかん図 川~沿岸 …… 6
回遊する
①大海を大移動して「命をつなぐ」 …… 8
②海と川を行き来する「通し回遊」 …… 10
地図を読めない魚がなぜ目的地に? …… 11
移動する
①泳ぎ方いろいろ …… 12
②ヒレのちがい …… 14
③泳ぐヒレ→歩くヒレになった …… 16
④飛ぶヒレ …… 18
見る
①目のしくみは人も魚もほとんど同じ …… 20
②魚の目力ベスト3 …… 22
③ふしぎな目 …… 24
嗅ぐ
母をたずねてウン千里~サケの母川回帰の物語~ …… 26
魚は嗅ぐことで生き抜く …… 27
鼻の進化 …… 27
身を守るために
①群れる …… 28
②ウロコがある …… 30
③サンゴ礁は平和…たまに怖い …… 32
用語解説 …… 34
●イラスト:生田裕人・エダりつこ・城谷英男・林亜紀子・向カテリーナ
●協力:(一社)大日本水産会 魚食普及推進センター