説明
家畜の行動や生態、性格などを学べる絵本。シリーズ第2巻。
家畜の進化の歴史から始まり、豚、ニワトリのたくましさの秘密を探っていきます。
豚も鶏も大昔から人間に飼われてきました。豚はよく太って、子だくさんに。鶏は毎日卵を産み、産めなくなると肉になる。
その体だけでなく、排せつ物さえも自然の生態系に還元して、新たな命やエネルギーを生み出してくれます。
家畜の歴史から生態、性格、地球環境問題にいたるまで話題は広いですが、親しみやすいイラストとわかりやすい解説で、子どもから大人までいっしょに楽しめます。SDGsや調べ学習にもおすすめです。
本書では、すべての漢字にふりがなをふり、巻末には用語解説も加えました。
●目次
牛、豚、鶏の3億年の歴史
哺乳類の系統図 …… 4
鳥類の系統図 …… 6
コラム 家畜(牛、豚、鶏)の消費を見る …… 7
鶏は恐竜から進化した !? …… 8
豚 家畜化の意味はイノシシと豚の違いにある …… 10
豚を敬う人、タブー視する人 …… 12
何が違う? 三元豚とブランド豚 …… 14
豚ならではの優れた特性 …… 16
豚の気持ちもいろいろ …… 18
鶏 鶏が飛ばない理由-飛ぶ必要がない? …… 20
「コケコッコー」の不思議 …… 22
鶏は用途別に改良された …… 24
毎日卵を産むヒミツ …… 26
卵の色も大きさもいろいろ …… 28
ウンチは生きものと地球を守る① …… 30
ウンチは生きものと地球を守る② …… 32
用語解説 …… 34
●監修・指導
栗本まさ子(公益財団法人日本乳業技術協会代表理事、元農林水産省・内閣府、獣医師)
寺岡弘文(東京医科歯科大学名誉教授、理学博士)
●イラスト 牛川いぬお エダりつこ 城谷英男